うたかたの仮の住処のこの世かな
ささやかな 権力行使 押し信号
押しボタン式信号機を押すとスピードを上げて走ってきた車も一斉に止まる。
自分の意志が運転手に作用して従わせる。~ゆうゆうと横断歩道を渡っていく。
ほんのいっときの出来事なり!
押しボタン式信号機を押すとスピードを上げて走ってきた車も一斉に止まる。
自分の意志が運転手に作用して従わせる。~ゆうゆうと横断歩道を渡っていく。
ほんのいっときの出来事なり!
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雨ポツと 土埃の香 香ぐる朝
今年の梅雨入り平年より10日前後早いとか。
朝からポツッポッッと降り始めた雨は、ふっと土の香をはこんできて、一瞬、真夏の到来を予感させる。
今年の梅雨入り平年より10日前後早いとか。
朝からポツッポッッと降り始めた雨は、ふっと土の香をはこんできて、一瞬、真夏の到来を予感させる。
何ひとつ みのることなく 秋に入り
何ひとつ前に進まぬもどかしさ
もがいてももがいてもからみつきたる海草が
希望の光を遮りて、海深くへと引き込まん
この海草を切りほどき、浮かび上がろうと苦悶する
底知れぬ不安の海に漂いて
何ひとつ前に進まぬもどかしさ
もがいてももがいてもからみつきたる海草が
希望の光を遮りて、海深くへと引き込まん
この海草を切りほどき、浮かび上がろうと苦悶する
底知れぬ不安の海に漂いて
雨はずっと降り続き、草や木をうちひびかせる
川は水かさを増し、魔物のようにうごめいて流れ行く
物憂げな一羽のカラスがとまっている
雨宿りをするでもなくうたれるままに
呆然と見つめているようなその顔は、わずかに動いて悲しげに
天災に、幼子を亡くした悲しみか、かけがえのない伴侶を亡くした苦しみか
ふっと飛び立ちてみえなくなるも、しばしののちにまたまいもどる
嵐が記憶を呼び覚ますのか、封印していた悲しみを
川は水かさを増し、魔物のようにうごめいて流れ行く
物憂げな一羽のカラスがとまっている
雨宿りをするでもなくうたれるままに
呆然と見つめているようなその顔は、わずかに動いて悲しげに
天災に、幼子を亡くした悲しみか、かけがえのない伴侶を亡くした苦しみか
ふっと飛び立ちてみえなくなるも、しばしののちにまたまいもどる
嵐が記憶を呼び覚ますのか、封印していた悲しみを
花冷えや亡き人恋うる涙かな