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うたかたの仮の住処のこの世かな
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初雪が空から落ちてくる
じ~っと見つめる
冷たい静寂の夢の世界にしだいに引き込まれて、純真な魂に出会うつかの間
音もなく降り注ぐのに、雪は騒々しく、けたたましく、渦を巻き踊りめぐる
はっと我に返る
嗚呼、一瞬にして引き戻されてしまうのか、現実の世界に

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このごろ朝によく見かける。

母親と手をつなぎ、楽しそうに歩いてくる。
黄色いバッグを肩に掛け黄色い帽子の女の子。
バッグには保育園の名前がみえる。
駅前の保育園にあなたを預けて母は仕事にゆくのだろう。
 
つないでいた手を離して、信号待ちでもないのにしばし立ち止まり、あなたは元気に飛び跳ねる。
母は包み込むようなやさしいまなざしでただじっと見つめている、あなたがまた母の手を取り歩き出すまで。

低い目線からは何が見えるの。
真新しいアスファルトの歩道、道端の草や花、仰ぎみる青空に母の優しい微笑みか。

何気ないひとときが、あなたの心に刻み込まれてずっと記憶の中に留まっていく。
 
これは心の原風景。かけがえのない宝物。
 
あなたはいつか思い出すだろう。
さびしいときかなしいとき、うれしいときにも。
そっと引き出しを開け思いがけなく見つけたようにこの何気ない風景を。
愛情いっぱいに包まれていたあの頃を。

あなたの心を慰めてほっと気持ちを満たしてくれる、あなただけの原風景。


往時より癒しを誘う白銀(ぎん)の波

ここは荻の群生地。
この時季は白い荻の穂が川原に群れ集う。
   傾きかけた日に照らされて穂の群れは白く浮かび上がる。
一陣の風が穂先をなできらきらと輝き、そっとやさしく誘い込む。
   いにしえより幾多の人よ眺め眺めて己がこころを癒したであろうか。
我もまたそっとたたづみ、深い安堵の褥にみをゆだねたり。




名月とみまごうばかり十七夜

今宵の月は煌々と川面を照らし、過ぎ去りし遠い昔にいざなう。
どこまでもまぶしくゆらゆらと漂う。


 



空は高く、どこまでも青く澄みわたる。
 ここちよい風がゆっくりと頬をなでてひとり舞いあがる。
  まどろみに夢のかけらが膨らんで己がこころを満たしてくれる。





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