うたかたの仮の住処のこの世かな
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往時より癒しを誘う白銀(ぎん)の波
ここは荻の群生地。
この時季は白い荻の穂が川原に群れ集う。
傾きかけた日に照らされて穂の群れは白く浮かび上がる。
一陣の風が穂先をなできらきらと輝き、そっとやさしく誘い込む。
いにしえより幾多の人よ眺め眺めて己がこころを癒したであろうか。
我もまたそっとたたづみ、深い安堵の褥にみをゆだねたり。
ここは荻の群生地。
この時季は白い荻の穂が川原に群れ集う。
傾きかけた日に照らされて穂の群れは白く浮かび上がる。
一陣の風が穂先をなできらきらと輝き、そっとやさしく誘い込む。
いにしえより幾多の人よ眺め眺めて己がこころを癒したであろうか。
我もまたそっとたたづみ、深い安堵の褥にみをゆだねたり。
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植えつけて しおれし体(てい)の かきな葉に 日を経て今日は 生気みなぎる
通りすがりの道端の畑に植えつけられたばかりのかきなは、日光にさらされてしおれている。
何日か過ぎ気がつけば、かきなの葉っぱはピンと背筋を伸ばし、生き生きと輝いてみえる。
通りすがりの道端の畑に植えつけられたばかりのかきなは、日光にさらされてしおれている。
何日か過ぎ気がつけば、かきなの葉っぱはピンと背筋を伸ばし、生き生きと輝いてみえる。
汗ばむも 肌に冷たし 秋の風
秋もたけなわ 日差しが降りそそぎ少し歩くだけで汗ばむ けれど、肌をうつ風は冷たく 間近に冬の訪れを感じる
秋もたけなわ 日差しが降りそそぎ少し歩くだけで汗ばむ けれど、肌をうつ風は冷たく 間近に冬の訪れを感じる
ふと気がつけば漂いし、ほのかな香り懐かしき
遠きえにしのあこがれを、このひとときによみがえる
甘酸っぱくもせつなきは、金木犀の花の香や
遠きえにしのあこがれを、このひとときによみがえる
甘酸っぱくもせつなきは、金木犀の花の香や
名月とみまごうばかり十七夜
今宵の月は煌々と川面を照らし、過ぎ去りし遠い昔にいざなう。
どこまでもまぶしくゆらゆらと漂う。
今宵の月は煌々と川面を照らし、過ぎ去りし遠い昔にいざなう。
どこまでもまぶしくゆらゆらと漂う。